この驚きの事実を報じたのは「AKIBA PC Hotline!」。23日の記事だ。記事によれば、輸入を検討していた「apad専門店」自身が、取引先から届いたサンプルを見て驚いたという。本体の外見はもちろん、その外箱までがそっくり、もはや「iPhone風スマートフォン」というレベルを越えて、完全に「ニセiPhone4」だったのだ。
さすがに、これでは販売できないと判断した「apad専門店」は、外装や外箱を変更、
コピー商品とならないレベル
にした上で、8月上旬からの販売を予定している。現在、ショップのサイトでは、
GoogleのandroidとappleのiPhoneのイイトコどりの端末!!
というフレコミで、予約受付け中。価格は27800円だ。
オークションなどに出回る可能性も
ショップ自身、この商品をだまして売ろうとはしていない。ショップサイト内の情報ページにも、
危険過ぎる端末gooapple入荷しました
と、警告とも扇情的とも取れる告知の仕方をしている。
しかし、この「Gooapple 3G」、単なるジョーク・ガジェットとして片付けられない問題をはらんでいる。「AKIBA PC Hotline!」は、この製品が直輸入品であることから、国内では合法的に電波を発信できないであろうことに注意を喚起、さらに、ここまで精巧な「ニセiPhone4」は詐欺などに利用される可能性が大きいことも指摘、「本物」のiPhone4は、やはり正規のルートで入手することを推奨している。ご注意あれ!