利用者に購入代金相当分提供
eBookJapanを運営する株式会社イーブックイニシアティブジャパンが5日、楽天が2013年3月末で終了させることを発表した電子書籍販売サービスの「Raboo」ユーザーを対象に、そのポイントを救済する「電子書籍お助けサービス」をスタートさせた。
この「電子書籍お助けサービス」では、Rabooのサービスをパナソニック端末のUT-PB1で利用しているユーザーを対象とし、Rabooにてコンテンツ購入した金額分のeBookポイントを最大5000ポイントまでプレゼントするという。eBookポイントでは、eBookJapanサイトで1ポイント=1円相当の買い物ができる。
安心して使える電子書籍サービス普及のため提供を決定
応募期間は、2012年11月5日より2013年1月31日までで、応募があったユーザーには、応募条件を満たしているかどうか同社で検討し、応募の翌月上旬~中旬には結果を報告するとしている。
応募には、eBookJapanへのユーザー登録と、Rabooサービスで電子書籍を購入した際のレシートメール、書庫の画像、端末製造番号の画像、本人確認書類の写真が必要で、これらを申込フォームに添付して申し込むことが必要だ。
すべて条件を満たしていれば、eBookJapanのアカウントに該当ポイントが付与される。eBookJapanでは、ようやく電子書籍業界の拡大条件が整ってきているなかでの、こうした書店閉店・サービス終了は、業界の信頼失墜につながると考えられるため、ひろく安心して使える電子書籍サービスの普及を目指す観点から、今回のサポートサービス提供を決めたという。該当するポイントを保有しているなら、ぜひこの機会を活用してほしい。

eBookJapan 電子書籍お助けサービス
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