その日のライブの感動をMP3で即お持ち帰り
TBSラジオ&コミュニケーションズは、さまざまなライブハウスやコンサートホールで、その日のライブ音源を会場で即売することを可能にする新サービス「LIVE to GO」を11月より提供開始すると発表した。
このサービスでは、会場にTBSラジオの録音システムを設置し、TBSスタッフが収録、公演終了後、ライブ音源をネット経由で持ち帰りできるようにするという。
観客は会場でシリアル番号が書かれたカード「LIVE to GO CARD」を購入する。すると、サイトにアクセスすれば、終演後最短1時間で、その音源をパソコンとAndroidスマートフォンにMP3ファイルのかたちでダウンロードすることが可能となる。なお、ダウンロードには原則1週間の有効期限をつけるとしている。
赤坂BLITZからスタートし、各所で展開へ
TBSラジオ&コミュニケーションズでは、すでに今年6月から、東京赤坂のライブハウス「赤坂BLITZ」にて「BLITZ T2D」というサービス名称で同様のサービスをスタートさせている。
このサービスの反響は予想を上回る勢いで、1公演で観客の20~58%が購入するという結果があらわれているそうだ。そこで、このシステムを拡張リニューアルし、「LIVE to GO」として、全国のライブハウス・コンサートホールへサービス展開を実施するものとしたという。
収録される内容は、主催者やアーティストの意向によりさまざまで、公演によってはアーティストの直前生インタビューやライブ写真、映像などもシステム上可能であるため、実現しうるという。
記念すべき第1弾では、11月21日・22日に渋谷公会堂で行われる「JUN SKY WALKER(S)」がライブでカードを事前販売2300円として提供するほか、11月25日・26日に舞浜アンフィシアターで行われる「access」のライブでは、すべての観客にお土産として、このカードを配布するとしている。

LIVE to GO
http://live.radi-con.com/