米ですでに公開のサービスが日本にも上陸
Amazon.co.jpは15日、クラウド上で楽曲を管理し、マルチデバイスで楽しむことができる新サービス「Amazon Cloud Player」をリリースした。すでに米国では展開されているサービスで、同様のサービスが日本でも提供開始となったかたちだ。
このサービスでは、Amazonのミュージックストア「Amazon MP3ストア」で購入した楽曲が、自動的にクラウドに保存され、専用アプリをインストールしたパソコンやスマートフォン、タブレット端末などから、自由にストリーミング再生できるようになっている。
専用アプリは、パソコン版、Android版、iOS版といずれも用意され、無償で利用可能だ。
管理も簡単!取扱楽曲も多数
Amazon Cloud Playerでは、ダウンロードした楽曲をインターネットにつなぐことなく聴取することもでき、ライブラリの閲覧や検索、プレイリストの作成、管理など、楽曲の管理も簡単にできるようになっている。
現在Amazon MP3ストアでは、2000万曲以上の楽曲、200万点以上のアルバムを取りそろえているといい、その取り扱いの豊富さも魅力だ。1曲100円から購入できるほか、500円以下のお買い得なコンピレーションアルバムなどもある。
買いたいアルバムや楽曲を見つけたら、視聴ができ、購入を決めると、注文は1クリックで完了。まずMP3ファイルのダウンロードに必要な「AMZファイル」がダウンロードされる。その後、ウィンドウがポップアップするので、「開く」をクリックすると自動的にダウンロードが開始される仕組みだ。
ダウンロードされたMP3は、パソコンのミュージックフォルダなどにダウンロードされ、自動的にiTunesやWindows Media Playerに追加される。これらのメディアプレイヤーや他の音楽管理ソフトでの楽曲管理も可能という。新規に購入したものだけでなく、Amazon.co.jpで購入したMP3楽曲やMP3アルバムであれば、過去に購入したものでも、無料で自動的にクラウド保存されている。
いつでもどこでもデバイスを問わず楽しめるクラウド音楽サービス、幅広く活用できるものとなるだろう。

Amazon.co.jp : はじめてのAmazon MP3とCloud Player
http://www.amazon.co.jp/b/