初期費用0円で、自分の本を“出版”
楽天の「kobo glo」「kobo mini」投入、
Amazonの「Kindle Paperwhite」値下げ、
BookLiveのシニア層を照準とした「Lideo」の発表、と電子書籍リーダー市場は、さながら戦国時代の様相だ(価格は下部に掲載)。
しかしここに、電子書籍リーダーのどれが安いか、読みやすいかという次元を超越した記事が登場した。BLOGOS(6日)掲載の記事だ。
記事が紹介しているのは電子書籍
「Kindle自費出版ガイド」(100円)。タイトルの通り、素人が出版するためのガイド本のようだが、驚くのは、“本を出版する”という概念を根底から覆す可能性をKindleが秘めているところ。
すなわち、Kindleストアから自分の本を出版しようとする際に、
費用がかからない
というのだ。しかも、入稿もWordもしくはGoogleドキュメントでよいなど、非常に手軽。
[image by
goXunuReviews]
ミニコンテンツでも月数万〜数十万円?
「Kindle自費出版ガイド」のAmazonの商品説明には、
海外ではKindleストア出身のベストセラー作家が続々と生まれている。そして数十ページのミニコンテンツで月数万から数十万円を稼ぐ日曜ライターたち。
との記載も(下部にリンク)。
電子書籍リーダーラッシュは、新しい自費出版(自費といっても0円!)の扉をも開くのだろうか。ちなみに記事によれば、日本国内での印税は35%。Kindleで夢の印税生活目指してみますか?
[電子書籍リーダー価格]
楽天:kobo glo=7,980円
楽天:kobo mini=6,980円(12月中旬発売予定)
Amazon:Kindle Paperwhite=7,980円
BookLive:Lideo(リディオ)=8,480円(12月10日発売)

BLOGOS:自費というよりタダ!! 超簡単出版時代がKindleと共にやってくる模様
http://blogos.com/article/49693/Amazon:Kindle自費出版ガイド
http://www.amazon.co.jp/Kindle楽天:楽天グループのKobo社、新電子ブックリーダー2機種を日本市場に投入
http://corp.rakuten.co.jp/newsrelease/2012/1101_3.htmlITmediaニュース:「Kindle」が発売前に早くも値下げ 7980円に
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1211/07/マイナビニュース:BookLive発表の電子書籍端末「Lideo(リディオ)」はシニア向け! kobo Touchの教訓活かす?
http://news.mynavi.jp/articles/2012/11/07/lodeo/