検索ツールなどが左から上部へ移動
米Googleが現地時間6日、Google検索における結果画面のレイアウトを刷新し、まず米国版から展開開始したことを明らかにした。新たなレイアウトの特徴としては、これまで左カラムに配置されていた、検索ナビゲーションの一連ツール群が、検索窓の枠下へ移動、横並びに配置されるものとなっている。
この新検索結果画面は、今後順次他地域版にも採用し、提供していくという。これまで左に表示されていたすべてのツールで移動が施されており、「more」のなかにジャンルによるフィルタツールが、「Search tools」のなかに期間や領域を指定して絞り込むツールがおさめられている。
(公式ブログより参考画像)
タブレットなどでも使用しやすく、よりシンプル・スマートに
今回のレイアウト刷新は、タブレットやスマートフォンなど、さまざまな端末の画面で利用することを考えた際に、見やすく使いやすい、いずれの端末でも同様に便利に使用できるよう改変したものという。
新デザインのテストは7月から開始されていたそうで、今回、正式に米国版でリリースとなった。これにより、検索結果の表示領域が拡大されたわけではないが、全体としてよりすっきりと、シンプルになった印象である。Google検索のデザイン責任者であるJon Wiley氏は、ブログを通じ、この新デザインについて「求める答えにより集中できる」ものとなったと表現している。

Google Inside Search (公式ブログ)
http://insidesearch.blogspot.jp/2012/11/