ASUS製タブレットとスマホの合体版新製品
台湾企業のASUS(エイスース)が発売する、タブレットにもなる合体版スマートフォン「Padfone 2」が来月にも日本国内で発売開始されることが分かった。8日、現地関係者が明らかにしたという。
「Padfone 2」は、10.1インチのタブレット型ドックの背面にAndroidスマートフォンを差し込む溝のある製品で、挿入するとタブレット端末として使用できる、同社の「Padfone」後継機となる最新機種だ。
ディスプレイには、省電力・高精細のシャープ製新型液晶「IGZO」が採用されている。CPUは1.5GHzクアッドコア(クアルコム APQ8064)で、ソニー製の1300万画素背面カメラ、120万画素フロントカメラも備える。最大100枚の連写機能や、30fpsでの1080pフルHD動画撮影、60fpsでの720pHD動画撮影などに対応している。
斬新なスタイルは日本でもヒットにつながる?
OSは、10月16日の製品発表時によると、発売当初はAndroid4.0 Ice Cream Sandwich搭載だが、その後すぐAndroid4.1 Jelly Beanへアップグレードする予定とされていた。RAMは2GBで、内蔵ストレージには16GB・32GB・64GBの3タイプが用意されている。なおmicroSDカードには対応しない。
日本国内での発売は、スマートフォンと専用ドック端末とのセット販売で行われるといい、ひとつでスマートフォンの手軽さとタブレット端末の大画面で楽しめるといった利便性を融合させた斬新な商品となる。
すでに台湾や中国では発売されているが、日本でもヒット商品となるか。シャープの「IGZO」搭載端末ということもあり、動向が注目されるところだ。

ASUS Padfone 2
http://www.asus.com/Mobile/PadFone2/