大手のポータルサイトとは一線を画す
「大手ポータルだと同じ案件が何件も掲載されている」、「実際に行ってみたら営業マンの接客態度が悪い」、「知識や経験が不足がない」など、物件探しの際にユーザー誰もが経験するであろう不満を解決し、スムーズに物件探しができる新たなサービスが不動産業者に好評を得ているという。
『賃貸コンシェルジュハウス』は、賃貸不動産会社の担当者がコンシェルジュとしてWeb上で物件を探しているユーザーと直接コミュニケーションをとることができるWebサイト。
ユーザーは登録・利用ともに無料で、不動産会社も1店舗につき月額1万円で利用することができる。
(利用イメージ)
不動産会社側のコスト削減の効果
従来のWeb上での不動産サービスは、ポータルサイト上に無数に存在する物件のなかからユーザーが自分で検索をかけるセルフ型であり、「Web上での物件探しには時間・手間がかかる」という認識が一般的。
対して『賃貸コンシェルジュハウス』は、ニーズが顕在化しているユーザーに対しコンシェルジュ(不動産会社)が物件の提案を行うため、ユーザー側の無駄な時間や手間を省くことができる。
3名のコンシェルジュ登録で月1万円
さらに、不動産会社側では、月額1万円で3名までのコンシェルジュを登録することが可能なため、通常20~30万円とされる不動産ポータルサイトの広告費に比べ、コスト削減を見込める。また、ユーザーの需要に合わせて自社手持ちの物件を提案できるため、成約率も必然的に高くなる。
2012年9月の本格展開以来、登録不動産店舗数は100店舗を突破し、エリアの拡大やユーザー増加への対応を進めている。2013年3月までに400店舗導入を目指しており、今後さらなる業務展開が行われそうだ。ソーシャルメディア時代における不動産業界注目の新ビジネスツールである。

賃貸コンシェルジュハウス
http://cc-house.jp/