ポータルサイト初!外出先でも過去の地図と比較可能
NTTレゾナント株式会社は10日、同社が提供するサービスの「goo地図」で、スマートフォンで現在の地図と過去の地図・航空写真を手軽に切り替えることができる機能を新たにリリースしたと発表した。
これはパソコン版の「goo地図」で公開されている「明治40年地図」「昭和22年・昭和38年航空写真」をスマートフォンでも閲覧できるようにしたもので、スマートフォンでアクセスすると、外出先でスクロール可能な地図の上でも、すぐにそれぞれの地図に切り替えられ、現在と過去とを比較して楽しめる。
(プレスリリースより参考画像)
時代を感じる街歩きに
こうした機能は、ポータルサイトとして初の提供となるといい、切り替えてみたいときには、スマートフォン向けgoo地図の画面上に表示される「切替」ボタンをタップしさえすれば、各地図に切り替わる仕組みとなっている。
明治40年地図は、東京郵便局と東京逓信管理局によって編纂された「東京市十五区番地界入地図」に基づいて作成された地図で、郵便地図や逓信地図などと呼ばれているものだ。町名や番地、主な建物などが掲載された地図で、現在の地図の先駆けとなった歴史的資料価値のあるものとされている。
昭和22年の航空写真(東京23区)は、米軍によって撮影されたもので、日本が復興に向けて大きく動いていく様子がうかがえる。また昭和38年の航空写真(東京23区)では、翌年の東京オリンピック開催に向け、建設中の代々木体育館や首都高速道路などが見受けられる。
いずれも時代を感じながらの街歩きにはぴったり。外出時にちょっと「切替」て、歴史に思いをはせてみては。

NTTレゾナント プレスリリース
http://pr.goo.ne.jp/detail/1671/goo地図
http://map.goo.ne.jp/