広告モデル採用で、本格的なニュースサイト運営も可能
株式会社ドワンゴと株式会社ニワンゴは20日、両社が運営する「niconico」の記事コンテンツプラットフォームである「ブロマガ」に新機能を追加したと発表した。また、2013年1月からは、「ブロマガ」を一般ユーザーにも開放するとしている。
「ブロマガ」は、開設者がブログやメールマガジンのようなかたちでコンテンツを配信できるサービス。2012年8月21日にリリースされた機能で、読者は配信された記事をePUB形式でダウンロード可能なため、ウェブブラウザだけでなく、iOS端末やAndroid端末など、さまざまなデバイスにより、電子書籍感覚でコンテンツを読むことができる。
これまで、ブロマガ開設者の収益手段は、記事の有料設定による課金モデルのみだったが、今回新たに広告モデルを採用することができるようになった。これにより、ブログニュースなど、広告収益型メディアの構築が可能となる。大規模なトラフィックにも対応しているため、本格的なニュースサイト運営も可能だという。
(プレスリリースより参考画像)
ニコニコユーザーならだれでも配信可能に
また、2013年1月からは、この「ブロマガ」を一般開放するといい、プレミアム会員限定ながら、ニコニコユーザーであれば、誰でも配信することができるようになる。これまでは作家やミュージシャン、政治家、ジャーナリスト、メディアなど法人や著名人に限られていたが、今後大きく可能性が広がるものとなるだろう。
一般ユーザーへの開放は、まずはβ版として行い、次のバージョンアップで課金にも対応していくとしている。

ドワンゴ/ニワンゴ プレスリリース
http://info.dwango.co.jp/pdf/