クラウドファンディングで9億円を調達
iOSとAndroidの両デバイスに対応するスマートウォッチ
「Pebble」の出荷がいよいよ1月23日から開始されるという。世界最大の家電ショー「CES 2013」(1月8~11日)でアナウンスされたものを9TO5Macが報じた。
「Pebble」はクラウドファンディング「Kickstarter」で資金を募ったのだが、目標額の10万ドルを遥かに上回る1,000万ドル超(約9億円)もの資金を調達した。それだけ「Pebble」への期待が大きかったということだろう。
「Pebble」は省電力タイプのBluetooth4.0でiPhoneと連携する。メールなどの通知やカレンダーや天気のアラート機能のほか、ライトセンサー、ジェスチャーを感知する3軸加速度センサ(例えばこれにより、腕を振るだけでバックライトをオンにすることなども可能)、4つのボタンなどを備える。ディスプレイは144×168ピクセルの電子ペーパーディスプレイ(多くの電子書籍リーダーで採用)。
ダウンロードで簡単カスタマイズ
また、5気圧防水で、水泳中や雨の中でも使用可能。時計表示のデザインなどはダウンロードでカスタマイズでき、フィットネスアプリやヘルスケアアプリを使用することもできるという。バッテリーは7日間以上もつ。
「Pebble」が対応するデバイスは以下の通り。
・iPhone3GS/4/4S/5、iPod touch(iOS5または6)
・Androidデバイス(OS2.3以上)
9TO5Macによれば、出資者へは6~8週間以内に「Pebble」が届けられるという。また、すでにプレオーダーも始まっている。カラーバリエーションはJet Black/Arctic White/Cherry Red/Orange/Grey。価格は150ドル(約13,000円)となっている。

Pebble
http://getpebble.com/9TO5Mac:$150 Pebble smartwatch to begin shipping Jan. 23
http://9to5mac.com/2013/01/09/150-pebble-smartwatchKickstarter:Pebble
http://www.kickstarter.com/projects/597507018/pebble