Qualcomm「Snapdragon」でより安価に
DEGITIMES(8日)によれば、アップルが
廉価版iPhoneをリリースしそうだという。サプライチェーンからの情報としており、価格の安いiPhoneは中国や新興マーケットに向けたもので、今年の早い時期にリリースされる可能性があるという。
情報筋は、中国などでiPad miniが好調であることが、廉価版iPhoneリリースの弾みになると見ている。また、同情報筋はQualcomm社の最新のチップセット「Snapdragon」シリーズの存在にも触れ、Snapdragonシリーズのうち、エントリーモデルからミドルレンジモデルのスマホに対応するチップセットによって、より安価なiPhoneが実現できると見ている。
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プラスチック製筐体でコストカット?
THE WALL STREET JOURNAL.も8日、廉価版iPhoneについて報じている。その記事によれば、廉価版は見た目には現行のiPhone5と変わらないが、筐体(ケース)をプラスチックのポリカーボネイト製にすることでコストカットされる可能性があるという(現行機種の筐体はアルミニウム製)。また、旧iPhoneのパーツをリサイクルする可能性もあるという。
ただし、THE WALL STREET JOURNAL.はアップルが廉価版iPhoneを断念する可能性もあることを指摘している。この件についてアップルはコメントを控えているという。

DEGITIMES:Apple reportedly to roll out low-cost iPhone for emerging markets in 2H13
http://www.digitimes.com/news/a20130108PD206THE WALL STREET JOURNAL.:Apple Working on a Less-Expensive iPhone
http://online.wsj.com/article/SB1000