2月から3月上旬の衛星写真に
Googleは11日、公式ブログにおいて、Google MapおよびGoogle Earthで公開している衛星写真の、東日本大震災における被災地域のものを最新の内容に更新したことを明らかにした。
今回、写真を更新した地域は、青森県八戸市から茨城県日立市にかけての沿岸部を中心とした地域で、Googleサービスの衛星写真を撮影するGeoEyeが、2月から3月上旬にかけて撮影を実施。そこで集められた画像データが新しく採用された。
(画像はGoogle公式ブログより)
あらためて見る被災地の“いま”
3月11日、あの日から1年が経過した沿岸部の姿は、公開された画像で見ても、いまだ津波の爪跡がはっきりとうかがえる。しかし、再び架けられた橋や、少しずつ動き始めた港の様子もまた、そこにはしっかりと刻まれている。
復興への道のりはまだまだ遠く、見えるのは依然厳しい現実がほとんどかもしれない。しかし、私たちはそこから目をそらすことなく、手をのべあい、希望を紡いでゆくことを持続していきたい。
Googleでは、今後も衛星写真、航空写真の記録と更新を続けることで、復興の「いま」を、被災地の「いま」を届けていきたいという。更新情報はFollow your world(地図更新確認ツール)やGoogle+ページなどを参照してほしいとのことだ。

Google 公式ブログ
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