よりシンプルに美しく
米Googleは、現地時間11日、同社が展開するソーシャルサービス「Google+」において、そのユーザーインターフェースデザインを刷新した。Googleらしく「simpler, more beautiful」が貫かれた変更だ。
まず大きな違いで気付くのは、左側に配置されたナビゲーションリボンの登場だ。これにより、機能性やカスタマイズ性の面が向上し、使いやすく、そして写真やビデオなどは、効果的に目立つように表示されるようになった。
ナビゲーションリボンは、丈夫に用意されていたナビゲーションバーに代わるもので、アイコンをドラッグ&ドロップすると、メニュー項目として追加や削除を行ったり、並べ替えをしたりすることができる。「写真」や「もっと」などのアイコンにポインタを合わせると、関連する機能のリストが表示されるようにもなった。
(Google Official Blogより参考画像)
リボンはさらなる機能追加への一歩
GoogleシニアバイスプレジデントのVic Gundotra紙によれば、このナビゲーションリボンはGoogle+の今後の進化のための一歩で、「次の大きな機能、さらにその先の機能のための」ものだという。どうやら近く大きな機能追加が予定されてもいるようだ。
このほか、今回の変更では、ストリームで投稿がカード形式で並ぶようになり、投稿のフォローなどがしやすくなった。写真やビデオが大きく表示され、写真の上でポインタをホバリングさせると、その投稿者の他の写真やアルバムへのリンクも現れる。投稿の下にある「+1数」や「Reshare数」をクリックすると、アクティビティの詳細にもアクセスできるようになった。
また、ビデオチャット機能であるHangoutsの専用ページが設けられ、友だちからの招待のアップデートや、公開または現在オンエア中のHangoutへのアクセスが簡単にできるようになった。
友だちを中心に据えたチャットリストや、最新情報などにアクセスできるExplorer(ピックアップ)ページなど、改良が加えられた点は他にも多々ある。新しくなったGoogle+を体感してみよう。

Google Official Blog
http://googleblog.blogspot.jp/2012/04/toward-simpler-more-beautiful-google.html