ネットで楽しむMoMAや東京国立博物館
米Googleが現地時間3日、世界各地の美術館をオンライン上で訪れ、所蔵作品を鑑賞することのできる「Google Art Project」のサービスを拡大、40か国における151の美術館が対応となったことを発表した。
世界の名だたるアートが、ネットを通じ、自宅に居ながらにして気軽に楽しめるものとして注目される。むろん本物を前にして受ける力に勝るものではないが、雰囲気とインスピレーションは存分に享受できるだろう。
高解像度も魅力!検索も自在
今回加わった美術館の中には、東京国立博物館やMoMA(ニューヨーク近代美術館)、インドのデリーにあるNational Gallery of Modern Art、カタールのMuseum of Islamic Artなどが含まれる。
これまでのサービスと合わせて「Google Art Project」では、3万点以上の所蔵アートの高解像度画像と46の美術館内におけるストリートビューが楽しめる。「ギガピクセル」級で提供されている作品映像も46コンテンツあるそうだ。
年代やアーティストなど、作品関連情報から検索できる機能もある。好みのアートや気になる作品を探すのも簡単だ。Google+との連携機能も追加されたといい、コミュニケーションを通じての鑑賞もおすすめだ。

Official Google Blog
http://googleblog.blogspot.jp/2012/04/going-global-in-search-of-great-art.html#!/2012/04/going-global-in-search-of-great-art.html