イベント基調講演で正式発表
米Microsoftが現地時間17日、イベントとして開催した「Microsoft Management Summit(MMS) 2012」における基調講演のなかで、同社の次期サーバーOSとなるものの名称を「Windows Server 2012」とすることを発表した。
これまで正式名称は決定していなかったため、「Windows Server 8」と呼ばれてきていたが、講演をおこなったMicrosoftの管理およびセキュリティ製品部門を統括するコーポレート・バイスプレジデントを務めるBrad Anderson氏による言及で、年号である“2012”を付けた「Windows Server 2012」が名称として確定したことが明らかにされた。
クラウドサービスとの連携強化
クライアントOS名が「Windows 8」と正式決定したとともに、サーバーOS名も明らかにされ、いよいよ登場も間近となった。
このWindows Server 2012は、そのコンセプトをクラウドOSとしており、新たに、Windows Azureなどのクラウドサービスとの連携が強化されることが見込まれている。ユーザーインターフェースとしては、Windows 8同様の、タッチパネル利用を意識したMetroスタイルもサポートするという。

Microsoft
http://www.microsoft.com/en-us/default.aspxMMS 2012
http://www.mms-2012.com/