Xiスマホを“当たり前”に
NTTドコモが27日、2011年度の決算説明会を開催し、そのなかで山田隆持社長が、新機種、夏モデルの発表を5月中旬にも行うと明らかにした。近日詳細は説明されるとのことだが、新たに投入されるラインナップの中心は「Xi」対応スマートフォンとなるという。
夏モデルとして発表するスマートフォンのうち、約7割を「Xi」対応とし、冬にはさらにその割合を増す予定で、原則的にスマートフォンには「Xi」対応をさせて、NTTドコモのスマートフォンといえば“Xiスマホが当たり前”という状態を実現させたい方針を示した。
らくらくホンからもスマホ
夏モデルのひとつには、これまでの「らくらくホン」シリーズを継承する「らくらくスマートフォン」も投入するといい、さらにスマートフォンへの全般にわたるシフトを進める。フィーチャーフォンは、「キッズケータイ」など特殊なものに限っていくそうだ。
ドコモでは、チップセットの開発・製造会社を設立する方向で話が進んでいたが、今年4月にこれを断念。影響が懸念されていたが、この点については、世界規模でのクアルコムのチップセット不足がいわれており、影響は多少あるとしながらも、なんとか頑張りたいと言明した。
また、iPhoneについて問われた場面では、現状ではドコモからの発売、導入は厳しいとコメントした。

NTTドコモ 発表 決算短信
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/library/earnings/