「Xperia GX」「Xperia SX」がお披露目に
ソニーモバイルコミュニケーションズが9日、超高速通信LTE対応のスマートフォン「Xperia GX」と「Xperia SX」の新2機種を発表した。現段階ではグローバル発表で、国内における実際の販売は、2012年夏以降になるものとみられる。
詳細なスペックやどのキャリアからの発売を予定するのかなど、詳しい内容は不明な部分も多いが、Android 4.0、1.5GHzのデュアルコアプロセッサを搭載し、裏面照射CMOSセンサーも備える。2機種ともに、おサイフケータイにも対応するSONYブランドスマートフォンだそうだ。
各種ソニーテクノロジーとの連携
「Xperia GX」は、日本向けXperiaシリーズでは初となるLTE対応モデル。約4.6インチのディスプレイをもち、下り最大75Mbpsでの高速な通信を実現する。外装はマットな質感のデザインだ。
「Xperia SX」もLTE対応のスマートフォン。赤外線通信やワンセグなどの便利機能もサポートし、厚みはわずか9.4mm、重さ約95gというコンパクト性を実現している。
いずれも音楽再生アプリは、ソニーの「WALKMAN」ブランドを冠したもので、クリアオーディオテクノロジー、バーチャルサラウンド技術などが採用され、優れた音質を楽しむことができる。音楽を解析しイメージ表現として表示する独自の「Visualizer」機能や、Facebookでの友だちのおすすめな楽曲リストを自動生成する機能等も実装している。
「Album」アプリもポイントで、撮影した写真や動画の分類整理機能、地図上で撮影ポイントを表示する機能などが備わっている。タッチ操作のピンチでサムネイルを自在に拡大・縮小し閲覧できる「ピンチズーム」にも対応した。
映像面では、Gracenoteのデータベースと連携し、出演者などの情報を得られる「Movies」アプリが搭載されている。またテレビ接続専用のUI「TV Launcher」も用意されており、ソニーの各メディア分野におけるテクノロジーとの連携が推進されたモデルといえるだろう。

ソニーモバイルコミュニケーションズ ニュースリリース
http://www.sonymobile.co.jp/company/press/20120509_xperia_gx_sx.htmlプレスリリース原文(英語)
http://www.sonymobile.com/cws/corporate/press/pressreleases/