AnandTechがサイトで比較報告
新しいiPadが発売されて以降、米Appleが399ドルに値下げして販売を継続している「iPad 2」。そのうち一部のチップが変更され、バッテリ駆動時間が従来品に比べてかなり向上しているという。4日のAnandTechが報じた。
それによると、「iPad 2」として販売されているもののなかに、これまでの45nmプロセス版のA5デュアルコアチップを搭載した「iPad 2」と、より進んだ32nmプロセス版のA5デュアルコアチップ「iPad 2,4」があるという。
そして、この32nmプロセス版を採用していることで、バッテリの駆動時間が違ってきているというのだ。
向上はかなりのもの!最後は運?!
AnandTechの比較によれば、従来のiPad 2にくらべ、このiPad 2,4はウェブ閲覧で15%、ゲームの利用で約30%、動画再生で18%のバッテリ駆動時間が長いと確認されたそうだ。
これだけの差があるのであれば、当然「iPad 2,4」を手に入れたいと思うだろうが、箱を開けずに以前のiPad 2か、それともiPad 2,4なのかを見分けることは、事実上不可能なようだ。
記事を執筆したAnand Lal Shimpi氏によると、Geekbenchのようなユーティリティを利用してはじめて、正確にどちらであるかが判別できるという。結局最後は運ということになってしまうが、「iPad 2,4」を引き当てられれば、かなりお得な買い物かもしれない。

AnandTech
http://www.anandtech.com/show/5789/the-ipad-24-review-32nm-a5-tested/4Apple
http://www.apple.com/