最小でも4インチに拡大か
米Appleが取り扱うスマートフォンiPhoneの次期モデルは、従来型よりも大型のパネルを搭載したものとなるようだ。16日のウォールストリートジャーナルが報じた。
それによると、Appleがアジアの供給業者に対し、従来の3.5インチパネルよりも大型のものを発注したと関係筋が明らかにしたという。時期モデルは来月にも生産が始まるといい、その大型化しているとされるパネルは、少なくとも4インチだそうだ。
(画像は現在発売されているiPhone 4S。このパネルも3.5インチだ。)
サムスンとの競合も意識?
サムスン電子との競合は激化の一途をたどっているが、サムスンは4.8インチというかなり大きなパネルをもつスマートフォンの導入を明らかにするなど、大型パネルに魅力をもたせた戦略をかけてきている。
そうした流れも受け、iPhoneのパネルも従来より大きくすることで、端末としてさらに魅力あるものとアピールする狙いがあるとも考えられる。
年内にも発売するとみられている待望の次期iPhone。初代から続く3.5インチパネルから脱した、より新しい印象を与えるものとなるかもしれない。
報道に対し、Appleの広報担当ではコメントを拒否している。

The Wall Street Journal
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702303360504577407610487811698.html?mod=WSJASIA_hpp_MIDDLETopNewsApple
http://www.apple.com/