5月31日までに自社ゲームにおけるコンプガチャを廃止
NHN Japan、グリー、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、ドワンゴ、ミクシィのプラットフォーム事業者6社は、「ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会」として、「コンプリートガチャガイドライン」を策定、5月25日発表した。
消費者庁の5月18日「カード合わせ」に関する景品表示法(景品規制)上の考え方の公表を受けたもので、5月31日までに自社(6社)ゲームにおけるコンプガチャを廃止、「ガイドライン」は、6月1日より運用を開始、また、各プラットフォームに提供している他社のゲームについても6月末日を最終期限として、6社が運営するプラットフォーム上における全ての「コンプガチャ」を廃止するとしている。
コンプガチャに類似するものなどもガイドライン策定予定
「ガイドライン」では「コンプガチャ」を、
有料ガチャアイテムを含む特定の2つ以上の異なるアイテム等を全部揃えることを条件として、ソーシャルゲーム等で使用することができる景品類たる別のアイテム等を利用者に提供する方式
とし、利用者が、アイテム等の種類を選択することで組み合わせを完成できるものや、1点、2点、5点というように、異なる点数が付与されているアイテム等を提供し、合計点数に応じて利用者が新規アイテム等の提供を受けるもの、利用者が、同種類のアイテム等を一定個数揃えれば新規のアイテム等の提供を受けるものは除くとしている。
また、「コンプガチャ」の範囲だけにとどまらず、「ガチャのうちユーザーを過度に誘引させるようなコンプガチャに類似するもの」や「ゲーム内でのユーザーに誤解を与えないような表示方法」についても、ガイドラインの策定も進め、6月中に発表する予定という。

NHN Japan、グリー、サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、ドワンゴ、ミクシィ ニュースリリース
http://www.nhncorp.jp/press/files/PRESS_20120525151722.pdf