高反射による間接光を拡散させ照度を上げる
大日本印刷(DNP)は、内壁や天井などに使用することで自然光や照明光を効果的に反射させ、間接光を空間の隅々まで拡散させて照度を上げ省エネを実現する機能性金属パネル「高反射光拡散 エリオ」を開発、6月7日に販売を開始した。
*画像はニュースリリースより
10~13%程度の省電力を実現
「高反射光拡散 エリオ」は、表面に施したDNP独自の微細な凹凸が光を効率的に反射し、広範囲に間接光を拡散させる白色の金属パネルで、従来の内装用金属パネルと比較して10~13%程度の省電力を実現するとしている。
また、指向性の高いLED照明でも、映りこみなくパネル表面の広い範囲に光を分散させて反射させるため、柔らかな間接光が得られる。
鋼板のほか、アルミやステンレスをパネル基材とした製品もあり、建物の内装用途に加え、軽量が求められる鉄道車両の内装などにも最適。また、建築基準法で定められた不燃材料認定を取得しているほか、鉄道車両用材料燃焼試験においても不燃性判定を取得、東北新幹線で「はやぶさ」等として運行されているE5系車両の天井にも採用されているという。

大日本印刷 ニュースリリース
http://www.dnp.co.jp/news/10032211_2482.html