企業の公式アカウントが登場
NHN Japan株式会社が運営する、人気の無料通話・無料メールのスマートフォン向けアプリ「LINE」が18日、企業向けの公式アカウントを提供開始したと発表した。「友だち追加」をしたユーザーに対し、メッセージを直接配信できるため、企業は効果的な情報発信口として活用できる。
「LINE」は世界4000万人、国内1400万人というユーザーを抱えている。企業の公式アカウントでは、この多数の利用者に対し、常時リアルタイムの情報配信ができることに加え、直接通知されるプッシュ型であるため、SNSを利用したものよりもさらに閲覧率が高く、優れた広告効果が見込めるという。
これまで、ベッキー♪♯やGACKTなど有名人のアカウントや「LINE通話」「LINEお天気」などの情報配信BOTアカウントは展開されていたが、企業向けアカウントはなかった。
コカ・コーラやローソンなどが参加
企業向け「LINE公式アカウント」では、その企業におけるブランドキャラクターやイメージを活かした、オリジナルの「スポンサードスタンプ」も用いることができ、その配信により、ユーザーのブランドにたいする愛着感や親近感を醸成することも可能という。
キャンペーン情報の発信やクーポン発行なども行えるので、利用ユーザーにとっても、よりお得な、魅力的サービスとなるだろう。
第1弾として、日本コカ・コーラ、ローソン、ゼンショー、日本テレビ放送網の4社が参加している。コカ・コーラは「コカ・コーラ オリンピック応援 アカウント」を、ローソンは「ローソン公式アカウント」を、ゼンショーは「すき家公式アカウント」を、日本テレビは「ZIP!公式アカウント」と「Music Lovers公式アカウント」をそれぞれ開設している。

LINE プレスリリース
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