CNETが報道
Amazonによるクラウド型の音楽サービスが、最大手レーベル4社とのライセンス契約を完全に成立させ、取得を完了したもようだ。現地時間15日の米CNETが報じている。
それによれば、Amazonおよび各レコードレーベル社は正式なコメントを出していないものの、複数の信頼できる情報筋からこの情報が得られたという。ちなみに4社とはUniversal Music、Sony Music Entertainment、EMI、Warner Musicだ。
Amazonが目指す新機能が実現?
Amazonはこれにより、米国内におけるクラウド型音楽サービスに新機能を導入するとみられる。CNETの報道では、7月中にもリリースされるのではないかという。
気になるのはその新機能の中身だが、可能性が高いとされているのは「Scan and Match」だ。この機能では、ユーザーは実際の所有楽曲ファイルではなく、Amazonのクラウド上にある該当楽曲のコピーを聴くことになる。
こうしたスタイルの配信を行うには、著作権法上ライセンスの取得が必須である。実際にこの4大レーベルとの間での交渉が完了したとなると、Amazonの目指す配信方法、サービスの提供の実現が近づいたといえ、いっそうの展開拡大が見込まれる。

CNET
http://news.cnet.com/8301-1023_3-57453873-93/Amazon
http://www.amazon.com/