天望回廊と天望デッキがエリアに
高速モバイルインターネットをワイヤレスブロードバンドで実現するUQ WiMAXを提供するUQコミュニケーションズが8日、東京スカイツリーにおけるWiMAXのエリア整備を完了したことを発表した。
5月22日に開業した東京スカイツリー。その天望回廊と天望デッキでUQ WiMAXが利用できるという。同社では、エリア整備にあたり、スカイツリー北側と南側の地上2か所に設置した基地局から電波を照射。実際に電波測定を行い、結果を公開している。
国内最高地点での“つながり”を実現
公開されている測定結果報告によると、5日に同社が天望デッキ「350出発ゲート」付近にて、パソコンとデータ通信カードを使ってスループットを調べたとのこと。結果、下り19Mbps、上り7Mbpsが記録されたそうだ。
UQコミュニケーションズでは、その他フロアでもWiMAX通信を利用できると説明している。同社は、東京スカイツリーに限らず、さまざまな高層ビル・タワーなどを利用可能エリアとする取り組みを進めているが、東京スカイツリーの天望回廊は地上からの高さにして約450mの位置に、天望デッキは約350mの位置にあり、これでエリア整備を行ったケースでの建築物としては、国内最高地点でのエリア対応の完了が達成できたという。

UQコミュニケーションズ プレスリリース
http://www.uqwimax.jp/service/information/201206081.html東京スカイツリー
http://www.tokyo-skytree.jp/