7月15日より提供開始
JAL(日本航空)が25日、同社の国際線航空機内において、有料で公衆無線LAN「Wi-Fi」接続が可能となるサービスの提供を、7月15日より開始すると発表した。これにより、機内でパソコンやモバイル端末などの無線LAN対応端末で、インターネットが使用できるようになる。
サービスは「JAL SKY Wi-Fi」と名付けられ、まず東京(成田)~ニューヨーク線で開始、8月4日までは隔日で導入となる。8月5日からは同線全便での導入を予定する。
その後の予定としては、8月下旬以降、東京(成田)~ロサンゼルス・シカゴ線へ順次導入を進め、10月下旬からはジャカルタ線へ、来春にはロンドン、パリ、フランクフルトの欧州方面へと拡大されるものとなっている。
全日空に先行して提供
国際線機内でのWi-Fi、インターネット接続サービスは、ANA(全日本空輸)が過去に提供していたが、18年末で中断されており、再開は来年夏になるという。よって、現段階ではJALのサービスが先行しての提供となる。
利用料金は1時間までが11.95ドル、24時間で21.95ドル。クレジットカード決済を適用し、JALカード、JAL USA CARD、JAL・上海浦東発展銀行クレジットカードの場合は割引が受けられる。
JALでは、このサービス開始を記念し、9月末日までの期間限定で、対象便のファーストクラスおよびエグゼクティブクラス搭乗者に、1時間の無料利用体験が可能なキャンペーンも実施される。

JAL SKY Wi-Fi
http://www.jal.co.jp/inflight/inter/sky_wifi/ANA プレスリリース
http://www.ana.co.jp/pr/12_0406/12-ana-onair0625.html