「ドコモ・ヘルスケア」誕生
NTTドコモとオムロンヘルスケアが2日、健康支援サービスの企画、開発、提供などを展開する新会社を設立したと明らかにした。この会社は「ドコモ・ヘルスケア」という名称で、運営される。
利用者はNTTドコモのユーザーに限らないため、幅広く開放されたサービスを提供するものとなる。基本サービスとしては、健康に関するデータを一生涯蓄積・管理し、日々の生活に活かしていけるものとして、フィードバックするというものだ。毎日の健康管理を効率よくサポートし、いざというときにも備えられるものとなることが期待される。
(報道発表資料より参考イメージ)
今年度中には新サービス登場
まずは、健康や医療に関するデータを、管理し、活用、共有するためのプラットフォーム事業を行う。スマートフォンを核とし、これとオムロンヘルスケアの体重体組成計や血圧計、睡眠計、体温計などの測定器・健康機器を連携させて、ユーザーのデータをクラウド上で蓄積・管理するという。
これらのデータを、健康関連コンテンツを持つ企業などとの連携で活用し、ライフステージやライフスタイルに合わせてユーザーがサービスをチョイスできる環境を整えていく方針だ。
2012年度内には、この新会社「ドコモ・ヘルスケア」で、既存のドコモが展開している健康関連のサービス「iBodymo」「docomo Healthcare」、オムロンヘルスケアの独自データ連携サービス「WelnessLINK」といったサービスを融合させた新しい健康支援サービスをリリース、運用展開していく予定だとしている。

NTTドコモ 報道発表資料
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2012/07/02_00.htmlオムロン ニュースリリース
http://www.omron.co.jp/press/2012/07/h0702.html