定額で1000万曲以上が聴き放題
ソニーが3日、定額制の音楽配信サービス「Music Unlimited」を日本国内で提供開始した。北米や欧州諸国ではすでにリリースされているもので、今回日本が加わり、世界17カ国での展開となった。30日あたり1480円(税込)で、1000万曲を超える楽曲が聴き放題となる。
この「Music Unlimited」はクラウドベースの音楽配信サービス。利用するには「Sony Entertainment Network」のアカウントが必要となる。利用登録すれば、はじめの30日間は無料での体験利用が可能だ。
対応機器も幅広く、今後の充実にも期待
対応機器として、ソニー製品をはじめとした幅広い端末がカバーされている。XperiaなどのAndroid OS搭載スマートフォン、同じくAndroid OS搭載のタブレット端末、ウォークマン、PlayStation 3、PlayStation Vita、Windows PC、Macなどが挙げられている。
コンテンツは、EMIミュージック・ジャパン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック・ジャパンなどの主要音楽メーカーをはじめ、さまざまなレーベルからの許諾済み楽曲からなる。洋楽中心のラインナップで、邦楽は一部だが、今後さらに順次追加していくという。
楽曲を選ぶ際には、検索機能で特定のアーティストや楽曲、関連楽曲を探すことができるほか、ジャンルや年代等のカテゴリごとに設定されている「チャンネル」が利用できる。お気に入りのアーティストを中心にしてカスタマイズされた「マイチャンネル」機能も利用できる。
楽曲に対し、好きか嫌いかを選択チェックしていくと、ユーザーの好みを学習し、おすすめの音楽をチョイスしてくれる機能もある。
対応機器の一部では、事前にインターネット接続でプレイリストやチャンネルをキャッシュしておくと、オフライン時の再生も可能だ。
さらに7月中旬以降、ネットワーク対応液晶テレビ「BRAVIA」(2010年以降発売モデル)、ソニー製ブルーレイディスクプレイヤーの一部などに向けたサービスも開始する予定だという。
聴きたい音楽を毎日存分に堪能したい人は、一度サイトで詳細チェックを。

Music Unlimited
http://www.sony.jp/music-unlimited/Sony Japan ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/