角川グループ外の配信が増加
角川グループ直営の電子書籍プラットフォーム「BOOK☆WALKER」で、小学館、スクウェア・エニックス、PHP研究所、ハーレクイン、手塚プロダクションなど、計13社の電子書籍が配信されることとなった。2日、これを運営する同グループの株式会社ブックウォーカーより発表された。
それによると、これら複数の出版社と配信で合意したといい、7月から順次各出版社のコンテンツ配信があらたに開始されるそうだ。
ライトノベルや女性向け作品をとくに強化
この「BOOK☆WALKER」が角川グループ以外の出版社コンテンツを配信するのは、現在のソフトバンク クリエイティブ株式会社に加えて、計14社に拡大することとなる。
この連携増により、幅広いユーザーのニーズに応えるものとなるようさらなるコンテンツの充実を目指し、とくにライトノベルをはじめとするコミック・女性向け作品などの配信を強化していく方針だという。
「BOOK☆WALKER」は、iOSおよびAndroid OSを搭載する端末向けのストア・ビューアー一体型アプリケーションで提供されているほか、パソコン版ストアがある。ライトノベル、コミック、文芸、新書、ゲーム関連書籍、雑誌など、約6000タイトル以上を取り扱っている。
昨年秋からはニコニコ動画やGREEなどとの連携サービスもスタートさせており、楽しみ方も幅広い電子書籍プラットフォームとなっている。今後のコンテンツ充実、サービス充実がより期待されるところだ。
【新規合意・配信予定出版社】(50音順)
・株式会社一迅社
・株式会社ジー・ビー
・株式会社小学館
・株式会社スクウェア・エニックス
・株式会社ストレン
・株式会社創芸社
・株式会社ティー・オーエンタテインメント
・株式会社手塚プロダクション
・NEO株式会社
・株式会社ハーレクイン
・バンダイビジュアル株式会社
・株式会社PHP研究所
・株式会社ワニブックス

株式会社ブックウォーカー NEWS
http://www.kadokawa-cgate.co.jp/news/2012#a2663BOOK☆WALKER
http://bookwalker.jp/pc/