日本語版も特設サイトからダウンロード可能
米Microsoftが現地時間16日、これまでコードネームOffice 15として開発を進めてきた次期Officeを、正式名「Office 2013」とし、そのカスタマープレビュー版のダウンロード提供を開始した。対応するOSはWindows 7以降およびWindows Server 2008 R2以降となっている。
Windows Liveのアカウントがあればインストール可能で、すでに日本語版も特設ページからダウンロードできるものとなっている。「Office 2010」の後継となるこの「Office 2013」。正式版の価格や発売日等詳細は明らかにされていないが、Microsoftが近く発売する独自のタブレット端末「Surface」にはプリインストールされることとなっている。よって発売時期は、Windows RT、Windows 8の発売と同時期になると予測されている。
クラウド対応、YammerやSkypeの機能も統合
クラウドベースの「Office 365」とは異なり、従来通りデスクトップへインストールするものだが、より現在および今後のニーズへ対応するため、クラウド対応が進んでいる。Sky Driveとの連係で、ドキュメントを保存、共有、編集したりすることができる。
また、Microsoftが買収したYammerおよびSkypeの機能がOfficeに統合されている。Yammerは企業向けのSNSサービスを展開しており、その機能がOfficeから無料で利用可能だ。また、Skypeについては、1カ月につき60分の無料通話を可能とする権利が付属するものとみられている。

Microsoft プレスリリース
http://www.microsoft.com/en-us/news/Press/Office 2013 カスタマープレビュー版
http://www.microsoft.com/ja-jp/office/Preview/default.aspx