写真と地図を結び付ける新機能も
米国時間16日、画像共有サービスの「Instagram」が新バージョン「Instagram 3.0」をAndroidおよびiOS向けにリリースした。ユーザーインターフェースの改良や、新機能が付加されている。
主な新機能としては、地図機能で写真画像をロケーション別に表示することができる「Photo Maps」というものがある。画像撮影場所を視覚的に示す、アプリのジオロケーション機能を利用したもので、ユーザーは、ジオタグをつけていた写真のうち、希望するものを地図上に表示・表現することができる。
もちろん、位置情報の記録を希望しない場合は、初めから設定でこの機能を使わないようにできる。また写真ごとに表示するかどうかを選択することも可能だ。初回に設定を行った後、写真をアップロードするごとに、機能の有効・無効を選択できる。
(Instagram Blogより参考画像)
ブラウジング体験の向上目指す
Instagramのブログによると、この機能は、ユーザーや閲覧者が、何度もページをめくって写真をブラウズしたりしないで、地図上で手間無くブラウズするという独自の方法を導入したものであり、ブラウジング体験の向上に寄与する新機能であるとしている。
新バージョンでのその他の変更点としては、グリッド表示の写真が大きくなったほか、キャプションのテキストボックスも大きくなり、使いやすさが向上している。また、個々のコメントに対し、不適切およびスパムなどとして、簡単に報告できるシステムも追加されている。
Instagramの説明によれば、全体としての高速化もはかられているそうだ。

Instagram Blog
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