連携サービス「MirrorLink」はじまる
パナソニックが24日、欧州市場で提供している自動車の車載機器とスマートフォンを連携させるサービス「MirrorLink」の提供を、日本で初めてスタートさせると発表した。
「MirrodLink」は、世界の自動車関連およびスマートフォン関連企業で構成される「Car Connectivity Consortium」が業界標準として推進している連携規格で、対応するアプリケーションを、車載機器側のディスプレイにも複製表示し、車の機器側からも操作を可能にするものである。
(プレスリリースより参考画像)
まずはトヨタ×ドコモの「ELUGA V P-06D」で
この「MirrorLink」は、NTTドコモのスマートフォン「ELUGA V P-06D」とトヨタ自動車のディスプレイオーディオ「スマホナビ対応ディスプレイ DAN-W62」との連携サービスとして、まずスタートさせるという。
これらを連携させることにより、ナビゲーションや音楽プレーヤー、ソーシャルメディアなどのスマートフォンアプリを車載機器側から操作することができる。なお、トヨタの「スマホナビ対応ディスプレイ DAN-W62」は、安全運転を考慮し、簡単操作のグラフィカル・ユーザーインターフェースを搭載している。
利用は、パナソニックが提供するAndroid用アプリケーションの「AppCarConnectJPN」を「ELUGA V P-06D」にダウンロードし、車載機器と接続することで可能になるそうだ。
現状ではこの端末と機器の組み合わせのみでのサービスとなるが、今後パナソニックでは、同社が発売するスマートフォンで随時「MirrorLink」に対応していく予定だという。

パナソニック プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2012/08/ELUGA V P-06D 商品情報サイト
http://panasonic.jp/mobile/docomo/p06d/