3D映像を用いた進化版オンラインレッスン
ヤマハがインターネットを通じて本格的な音楽レッスンを自宅で受けることのできる「ヤマハ ミュージック レッスン オンライン」に新コースを設け、3D映像を用いた講座をスタートさせることが分かった。講座は10月1日より順次開講されるという。
この「ヤマハ ミュージック レッスン オンライン」は、ヤマハが全国で提供する「ヤマハ 大人の音楽レッスン」において、楽器レッスンを受けたいという意欲はありながらも、時間や場所といった制約から受講できない人、対面レッスンに抵抗がある人といった、現代の多様なニーズをくんで開講されているもので、気軽に受講できることから、はばひろい好評を得ている。
(ニュースリリースより受講イメージ参考画像)
講師の演奏がより分かりやすくリアルに
今回3D映像を用いる新コースとして設置される「3D講座」では、これまでのオンライン楽器レッスンに加え、その講師による楽器模範演奏を3D映像で収録したBlu-rayディスクを使用することで、より演奏法を分かりやすく、リアルに伝えるという。
講座はパソコンで受講するが、3D映像はオンラインで再生するものではないため、別途送付されてきたディスクを、Blu-rayプレーヤーとテレビなど対応機器を用いて視聴するものとなる。
2Dの動画や補足テキスト、楽譜のダウンロードはパソコン側で提供される。3D再生機器を持たない人のためには2Dバージョンも用意されており、講座名が同一であるものは、内容は3D、2Dとも共通だそうだ。
とくにバイオリンなどでは、3D映像による技能習得における学習の効果が高いことが、独立行政法人・情報通信研究機構による学術研究でも実証されており、この新スタイルのレッスンがより効果的なものとして期待できるという。
自宅対面レッスンのような感覚が味わえる、進化したオンラインレッスン。関心のある人は今からチェックしてみては。

YAMAHA ニュースリリース
http://jp.yamaha.com/news_release/2012/12090401.htmlヤマハ ミュージック レッスン オンライン
http://musiclesson.jp/