最先端商用グレードのPaaSベンダー
米Engine Yardが、日本法人となる株式会社Engine Yardを設立し、4日、本格的に国内での事業開始を発表した。最先端商用グレードのPlatform as a Service(PaaS)ソリューション提供で、ビジネスをリードする企業が、日本でも事業を拡張する。
Engine Yardは2006年にサンフランシスコを拠点として誕生した企業。アプリケーションのデプロイ、管理およびスケーリングの制御を実現する商用グレードのPaaSベンダーとして世界的に知られている。信頼性、安定性、拡張性に富んだプラットフォームの提供で評価が高い。
ビジネス開発やマーケティングを日本語提供
Engine Yardでは、クラウドコンピューティングのリスクに対し、非常に敏感な日本市場に対し、PaaSソリューションをもって、IT投資削減のニーズにこたえながら、最先端のPaaSを用いたビジネス開発、マーケティング、日本語でのサポートを提供していくとしている。
同社の主力製品である「Engine Yard Cloud」と「Engine Yard Managed」の2つを中心に展開を開始し、Webサイトにおける直接販売はもちろん、SI企業やIaaSベンダーとのパートナーシップによる間接販売も実施していくそうだ。
ベンチャー企業から中小企業、大企業に至るまで、さまざまなニーズに、低コストかつハイクラスサービスでこたえていくとしている。今後の動向が注目を集めそうだ。

Engine Yard プレスリリース
http://www.engineyard.co.jp/company/press/2012-09-04Engine Yard
http://www.engineyard.co.jp/