スマートフォンでWi-Fiからのアクセスでも利用可能に
KDDIと沖縄セルラーが6日、同社の提供する「災害用伝言版サービス」において、9月20日よりWi-Fiからのアクセスでも利用できるものとすることを発表した。災害時の安否確認手段が拡大する。
これまで、このauの「災害用伝言版サービス」を利用するには、3G経由もしくはWiMAX経由でアクセスしなければならなかったが、Wi-Fi経由でも可能となり、au携帯電話・スマートフォンで利用可能なすべてのネットワークで使えるようになった。
この新規対応は、従来Wi-Fi経由のアクセスではユーザーを特定できなかったが、今回Wi-Fi経由でもユーザーの電話番号を確認できる仕組みを導入したため、実現したという。
(ニュースリリース資料より参考画像)
災害・避難情報チェックも全ユーザー利用可能に
また、これまで災害・避難情報を伝える「緊急速報メール」はauスマートフォンと一部のauケータイのみ受信可能となっていたが、20日からはこのメールでの配信情報を「災害用伝言版サービス」のWEBページに掲載するため、すべてのau携帯電話、スマートフォンから、インターネット経由でチェックができるようになる。
この災害・避難情報は、国や自治体から出される自然災害による避難勧告や避難指示、各種警報およびテロ情報などを知らせるもので、これまで対象エリアの対応端末に一斉送信メールで提供されてきた。

KDDI ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2012/0906b/