ANA、空港ラウンジでコンテンツ配信をスタート

全日本空輸株式会社（全日空：ANA）は、日本ユニシス株式会社と共同で、空港ラウンジにて、オリジナルのデジタルコンテンツを提供するサービスを開始することを発表した。サービス開始は9月10日からだ。

このサービスでは、国内の各空港におけるANAラウンジの利用者に、電子書籍などさまざまなコンテンツを無料で配信する。利用者はスマートフォンやタブレット端末、パソコンを用い、公衆無線LANのWi-Fiに接続することで、これらコンテンツを楽しむことができる。

（プレスリリース参考資料より）提供されるコンテンツは、ニュース、雑誌、ANAの発行誌、オリジナルコンテンツなどが予定されている。まず大阪・伊丹空港のラウンジにてサービスを開始するといい、ここでは経済誌やゴルフ関連、ファッション関連など23のコンテンツが無料で閲覧できるそうだ。

配信されるデータは、ダウンロードしたのち、基本的には3時間で消える仕組みとなっているという。ただし、コンテンツによっては、消えずに残り、後から楽しんだり、バックナンバーを読んだりすることができるものもあるそうだ。

このサービスは今後2012年度中に羽田、成田両空港でも提供を開始し、13年度以降、国内各空港へと拡大、サービス内容としてもさらに充実を図っていく予定だという。

格安航空の参入などが注目されるなか、ワンランク上のサービスを提供する新たな試みとして注目される。



ANA プレスリリース
http://www.ana.co.jp/pr/12_0709/