さっそく「iOS 6」新機能に対応
全日空運輸(ANA)が20日、Appleの「iOS 6」に新たに搭載されるアプリケーション「Passbook」へ対応する新サービスを、10月1日より開始すると発表した。最新の機能に対応する、楽しく便利なサービスだ。
「Passbook」は、日本時間で20日未明から利用可能となった新機能の1つで、チケットやポイントカード等を一元的に管理できるものとなっている。ANAでは、このアプリケーションを用い、国内線でのスムースな搭乗を可能にする。
おサイフケータイでの搭乗と似たスタイル
まず、ANA国内線の航空券を購入し、座席を指定、2次元バーコード取得画面を表示して、Passを「Passbookに登録」ボタンで登録しておく。すると、あとはANAのPass画面を表示し、そこに現れるQRコードをかざせば、チェックイン不要でそのまま搭乗できるという仕組みだ。
これはANAが2006年9月から提供している、携帯電話向けサービスの「SKiPサービス」と同等のもので、おサイフケータイでかざして、または画面にQRコードを表示して搭乗するもののスマートフォン版といえる。
また、欠航や搭乗予定便の出発時刻が変更になった場合、最新の運行情報が、このPassbookを経由して通知されるというサービスも展開されるそうだ。変更内容は丸印で目立つようにマークして案内され、ひとめでチェックできるようになっている。
対応機種はiOS 6搭載のiPhone 5、iPhone 4S、iPhone 4、iPhone 3GS、iPod touchとなる。なお、まずは国内線でのサービス提供となるが、ANAでは今後、国際線でも対応予定としている。

ANA プレスリリース
http://www.ana.co.jp/pr/12_0709/12-114.htmlサービス内容案内
http://www.ana.co.jp/share/mobile/smartphone/passbook/