現行Office購入者なら無料ダウンロード可能
日本マイクロソフトが19日、現行のMicrosoft Office 2010を購入しているユーザー向けに、次期Officeへの無償アップグレードを提供するプログラムを公開した。ライセンス認証手続きを行っておくと、「Office 2013」発売後、無料でダウンロードできるようになる。
提供の対象となるのは、パッケージ版もしくはプレインストール版で、Office 2010を保有しているユーザーだ。なお単体アプリケーションや「Office Personal 2010 2年間ライセンス版」は対象外とされる。
今回のアップグレードのためのライセンス認証が可能な期間は、パッケージ版で同日19日からOffice 2013の発売前日まで、プレインストール版では、19日から2013年5月31日までとなっている。
6エディションを2013年第1四半期中頃に発売
希望する対象ユーザーは、ライセンス認証を行った後、インターネット経由で申し込みをし、ダウンロードサイトにアクセスして、Office 2010のプロダクトキーとMicrosoftアカウント(旧Windows Live IDにあたるもの)を入力すればよい。これによりOffice 2013のプロダクトキーが入手できるものとなる。
一般消費者向け次期Officeには、家庭で使用する基本バージョンの「Office Personal 2013」、PowerPoint等も含まれビジネスに活用できる「Office Home and Business 2013」、あらゆる機能が利用できるハイグレード版の「Office Professional 2013」、学生・教職員向けの「Office Professional Academic 2013」、Windows RT向けの「Office 2013 RT」、数量限定発売の「Office 発売記念 数量限定Office Professional 2013 アップグレード 優待パッケージ」の6エディションが用意されている。
具体的な発売日は現在のところ明確にされていないが、同社の発表によれば、2013年第1四半期中頃の予定としている。

日本マイクロソフト ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/アップグレードプログラム 提供サイト
http://www.microsoft.com/ja-jp/office/2013offer/