11月14日、USTREAMにて中継
パナソニックが来月11月の14日早朝にオーストラリア北部で観測される予定の皆既日食の様子を、ライブ動画配信サービス「USTREAM」を通じ、インターネット生中継で伝えると発表した。壮大な天体ショーを日本からも楽しむことができそうだ。
オーストラリアのケアンズへスタッフを派遣し、中継を行うという。中継は現地時間の4時30分から開始し、食の始めとして欠けはじめるのが5時44分54秒、皆既日食となるのが6時38分45秒で、最大となるのが6時39分36秒と予測されている。終わりは7時40分14秒で8時には中継を終了する。ちなみに日本時間ではマイナス1時間となるので、3時30分に中継が開始され、7時まで行われる。
(公式Facebookページより参考画像)
オール太陽光発電で中継
さらにこの中継の注目ポイントとなる点として、中継用機材に必要な電力をすべて太陽光発電でまかなって映像を届けるという点がある。パナソニックでは、あらかじめ9枚の「HITR太陽電池パネルVBHN235SE10」で発電を行い、その電気を30台の「ポータブル電源CB-LS01H」に蓄電して使用するという。
映像は同社のフルハイビジョンムービー一眼「LUMIX GH2」を用いて撮影したもので、6台を投入し、その様子をとらえる予定となっている。
日食は比較的見られても、皆既日食はめずらしく、観測可能な地域範囲もせまい現象であるため、ぜひ楽しみにしたい。コロナやプロミネンス、ダイヤモンドリングなども確認できるかもしれない。
パナソニックでは、この中継プロジェクトについて、今後公式Facebookページおよび公式Twitterアカウントで随時情報発信していくとしている。当日のライブ中継をFacebookページ上で視聴することもできる。

パナソニック プレスリリース
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