実力派翻訳者3000名が人力翻訳
機械による自動翻訳ではなく、
“人力”翻訳サービスを提供する「
myGengo(マイゲンゴ)」は、28日、ベンチャーキャピタル「
500スタートアップス」(米)や「
アトミコ」(英)から、525万ドル(約4億円)の出資を受けたことを発表した。「
アトミコ」が日本の企業へ出資するのは初。
「
myGengo」は2009年設立の東京にベースを置くスタートアップ企業。世界中に各言語の翻訳者
3000名以上を擁する。しかも登録している翻訳者は、
合格率10%の難関を突破した実力者
だという。CEOは32歳の若さの
Robert Laing氏、代表取締役社長には元アップルジャパン社長の
山元賢治氏を迎えている。
エヌプラスも提携
ブラウザなどの自動翻訳機能に物足りなさを感じている向きも多いと思われるが、「
myGengo」の特徴は、“人の手による”翻訳で、
翻訳の依頼をウェブから行うと翻訳者が作業をし、迅速かつ高精度な翻訳をします
としている。対応言語は現在
15種類。価格も1文字3円からという低価格になっている。
8月には、企業や団体などへソーシャルメディアの企画・運用などのサービスを提供する
株式会社エヌプラスの「BOND事業部」が、「
myGengo」とオフィシャルパートナーシップを締結している。
エヌプラスは、この提携によって、企業の
Facebookなどでのスピーディーな英語展開が可能になるだけでなく、
セールス資料やプレゼンテーション資料を日英同時納品することも可能
になるとしている。
myGengoプレスリリース
myGengo、独自の翻訳システム開発に成功 国際投資家から 525 万ドルの投資を獲得!株式会社エヌプラス プレスリリース
エヌプラスBOND事業部、翻訳サービス「myGengo」と日本初のオフィシャルパートナーシップ締結