オンラインストア即日完売、発売日入手は不可能か
スティーブ・ジョブズ氏が亡くなり、iPhone 4Sの需要が急速に世界で伸びている。日本でもソフトバンクおよび新規参入のKDDI(au)で予約が開始され話題となっているが、米国でもニーズが爆発している。
日本から半日ほど遅れて事前予約がスタートしたが、予約開始から1日経過しないうちにApple Online Storeの初回予約分は完売となってしまったそうだ。日本時間の10日現在、米AppleのOnline StoreにおけるiPhone 4SのPre-order(事前予約)ページにアクセスすると、製品出荷予定日はいずれも「1-2 weeks」と表示されており、発売日の入手は不可能と思われる。
NYフラッグシップ店舗ですでに行列も
こうした早期での入手が困難と思われる状況をうけ、それでもいちはやく手にしたいと望むユーザーらは、すでに店舗前で行列を作り始めているという。Mashableが8日伝えたところによると、NYのフラッグシップ店舗で現在改装中のApple Store 5th Ave.前には、発売を待ちきれない人々が朝晩冷え込み始めたなかにもかかわらず、街頭で発売開始を待ち続けているそうだ。
発表当初はiPhone 5ではなかったことによる失望が広がったが、ジョブズ氏の逝去という事態で状況は一転。どうしてもこの製品を手に入れたいというファンが急増しているようだ。iPhone 4Sを“for Steve”とよむ向きもあり、Apple史上でも最高の売れ行きを記録する可能性が出てきている。
Apple Online Store iPhone 4S (U.S.)Mashable