20文字以下にも適用で、全投稿強制変換に
米Twitterが現地時間10日に発表したところによると、投稿したツイートおよびダイレクトメッセージ内に含まれるURLを、今後すべて独自の短縮URLである「t.co」に変換するという。これまでは20文字以上のURLにのみ適用されていたが、これからはすべての投稿のURLが強制変換されることとなる。
Twitterが独自の短縮URL「t.co」を開始したのは、2010年の夏。それぞれの短縮URLではなく、同社管理下の専用短縮URLを提供することで、ユーザーを危険なURLから保護するほか、情報を収集しやすくすることを狙った。
クリック数分析の精度もアップか
今年8月15日から、Twitterが20文字を超えるURLを自動的に「t.co」へ短縮することを開始しており、サードパーティーのクライアントからのツイートのURLや、米bit.lyを代表とする短縮URLサービスで短縮したURLも、20文字以上であれば変換されるようになっていた。
20文字以下は対象から外れていたが、今回の変更に伴い、20文字以下のURLも「t.co」に変換されるようになった。そのため今後、Twitter内の短縮URLは「t.co」に統一されることとなる。
9月13日に同社が発表した「Twitter Web Analytics」はWebサイトオーナー向けの解析ツールだが、この解析は「t.co」の情報をもとにクリック数などを分析するものであり、今回の統一で解析の精度がかなり上昇すると思われる。
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