デスクトップアプリケーションにSkype機能を組み込める
Skypeは現地時間26日、開発者向けとしてデスクトップアプリケーションにSkypeの各種機能を組み込むことのできる開発用キット「SkypeKit」のプレビュー版をリリースした。Windows版、Mac版、Linux版がそれぞれに用意されている。
Skypeでは、各種端末やアプリケーションなどに、ビデオチャットなどのSkypeならではの機能を組み込むことのできる「SkypeKit」を提供することを今年6月に発表。端末メーカーなどへの提供を開始していたが、一般開発者からも多数要望が寄せられていたため、今回の開発キット提供となったという。
開発者向けプログラムへ参加すれば、利用可能
今回リリースされているのは、SkypeKit 4.02 Developer Pre-view版で、「SkypeKit for Desktop」を利用すれば、開発者は自由にSkypeの機能を組み込んだアプリケーションを作成することができるようになっている。
利用には、開発者向けプログラムへの参加が必要で、SDKのダウンロードおよびコミュニティフォーラムへの参加に、初回に限って10ドルが費用として発生するそうだ。
なお、この発表とともに、これまで「Skype API」「Public API」などとよばれてきたSkypeと連携するアプリケーション作成用のAPIについて、その名称を「Skype Desktop API」に変更したことも発表された。
Skype Developer BlogSkype