モバイルアプリ企業が開発、話題に
iPhone 4Sの音声認識機能Siriが注目されているが、そのAndroidアプリ版ともいえるようなものが登場して話題を呼んでいる。インドのモバイルアプリ企業Dexetraが開発し、今月18日にリリースしたものだ。アプリ名は「iris.」。
Siriをそのまま逆さ読みにしたという名称からしてちょっとシニカルなこのアプリ。開発同社もアプリ説明にてSiriにインスパイアされてできたものだと認めている。なんでもアインシュタインからモーツァルトまであらゆる分野のトピックスを話すことができるそうだ。
精度や応答速度は若干劣る?今後にも期待
iris.は、Androidの音声検索、音声テキスト変換を活用して、話しかけるユーザーのあらゆる質問に答える。これまでGoogleなどで検索していたものを、このアプリを使えば、話しかけて聞けば済むとしている。
哲学的なものから歴史、科学、一般的な会話までカバーするということだが、精度や応答の速度はSiriに比べるとやや劣ると見る向きが多いようだ。実際に使用している動画をみても、そのように感じられる。
ただ、現在公開されているものは「α版」となっており、今後アップデートが重ねられると思われる。日本語対応はしていないが、無料でダウンロードできるので、Androidユーザーは試してみるのもよいだろう。
Android Market iris.(alpha)Dexetra