大手ニュースメディアやアーティストと提携
米Google傘下のYouTubeは現地時間28日、11月に100以上の新たなチャンネルを開設する予定であることを発表した。Reutersなどの大手ニュースメディアやマドンナなどのアーティスト、音楽プロダクションなどがチャンネルを設け、そこでオリジナルのコンテンツを配信していくようだ。
Reutersのほかには、Wall Street Journal、Slateなどのニュース番組チャンネルが、またスポーツでは、F1チームを持つ米Red Bullがチャンネルをもつ見込みだ。幅広いジャンルでオリジナルチャンネルが開設されることが特設ページで紹介されている。
Google TVの魅力アップにも
米Business Insiderの報道によれば、Googleは、各チャンネルを開設するパートナー企業に1億ドル以上のアドバンスを支払ったとか。提携パートナーはチャンネル上の広告からも、収益を得られるようになっているという。
Googleは同じ28日、「Google TV」のアップデートも行った。こちらでは、主要なコンテンツプロバイダーとの提携は思うように進んでいない面もあり、YouTubeが主要なコンテンツとなっている。しかし、この幅広いジャンルのオリジナルチャンネルが充実されると、コンテンツの充実度はかなり高まるだろう。
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