ネットベンチャーニュース
2025年05月22日(木)
 ネットベンチャーニュース

Facebookが広告を目立たせる改訂をテスト中

国内WEB
海外WEB
新着30件






























Facebookが広告を目立たせる改訂をテスト中

このエントリーをはてなブックマークに追加
広告主の料金アップ、収益拡大を狙う
Facebookがより広告が目立つタイプのデザイン改訂を本格的に検討し、テストを始めているようだ。米国時間6日、TechCrunchのJosh Constineが伝えている。

彼によれば、Facebookの一部のユーザーにおいて、デザインが改定され、右サイドバーのトップに広告スペースがおかれたホームページが表示されているという。Ticker(リアルタイムフィード)、イベント、誕生日などがその広告の下に移動されているというから、それらをチェックしようとして広告のほうが目に入ったユーザーもいたはずだ。

また、タイムライン表示プロフィール、右サイドバー内のナビゲーション列の上に、広告が表示されたユーザーもいるという。これらがテスト対象となったユーザーで、Tickerが右端に表示されるだけの画面幅がある場合、サイドバーの最もトップに広告が掲載されるという。

Facebook
一番目立つ場所、ユーザー体験より優先??
この場所はFacebookユーザーとしては、やはり最もよくチェックする部分に当たるだろう。その部分に広告をあてるということがは、かなりそれらを目にする機会は高まり、クリックする可能性も上がると予測される。現在はテスト中であるが、このデザインが正式なものとして公開され、全ユーザーに適用されれば、ホームページ、プロフィールページにおける広告価値は飛躍的に向上すると考えて間違いない。

また、動的に再構成することによって、Tickerやナビゲーションをみるつもりのユーザーに、広告をみせるよう確実に操作することもできると、記事は指摘している。

Facebookとしては、広告主に課す料金をアップさせられ、収益を増やすことができると思われるが、ユーザーにとっては、広告の下部に欲しい情報が埋もれてしまう、気づく可能性を下げてしまう改訂でもある。

あくまでテスト中のことであるため、全体への実行には至らず、消えていくかもしれない。しかし、これまで基本的に広告収入アップ、収益アップよりもユーザー体験を優先させてきたFacebookが、徐々に“企業”として切り替えを見せてきていることは指摘できるだろう。今後の動きが注視されるところだ。


外部リンク

TechCrunch (原文)
Facebook
Amazon.co.jp : Facebook に関連する商品
  • YKKがAsobicaの「coorum」導入、顧客の本音を収集へ(5月20日)
  • Gaudiy、総額100億円の資金調達を実施で次世代エンタメのエコシステム構築へ(5月13日)
  • AIロボットと衛星データでつくる持続可能な次世代農業(5月5日)
  • エスプールとハイウェイが業務提携、ターゲット企業担当者への効果的アプローチを支援(4月21日)
  • Libryとカシオ、オリジナル教材プリントをクラウド作成できる新ツール(4月13日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->