「Locoもび放射線量モニタリングサービス」の提供開始
沖電気工業株式会社(OKI)は、車両位置情報サービス「Locoもび」を使った新サービスとして、環境情報の収集・管理を実現する「Locoもび放射線量モニタリングサービス」の提供を11月10日より開始することを発表した。第一弾として、放射線測定収集・管理サービスを提供する。
「Locoもび」は、OKIが、車両位置、車両走行軌跡情報、ポイント通過通知などのサービスを、クラウドコンピューティングによりインターネット経由で提供してきたもの。
*画像はニュースリリースより
放射線量を正確な位置情報とともに測定・管理
「Locoもび放射線量モニタリングサービス」は、「Locoもび」の車載機に放射線測定器を接続し、正確な位置情報とともに放射線量を測定し管理するもの。
コミュニティバスなど既存の車両に設置して測定が行えるため、通常業務のなかで容易に放射線測定値と位置情報を関連付けて測定、管理が可能となり、また、走行中だけではなくセンサー機器と接続した「Locoもび」車載機を建物などに設置することで、定点モニタリングとしても利用できるという。
測定データはOKI「Locoもび」サーバー上に保存され、地図上にマッピングされ提供。環境情報ごとに閾値を設定することができるため、閾値を超えた場合には、画面上で色分け表示ができる。測定した情報をCSVファイルとKMLファイルでダウンロードすることも可能。
OKIでは、環境測定を長期間・広域的に必要とする自治体市場向けに積極的に販売していくとしている。
標準価格:
・導入時初期費用 100万円(税別)~
※「Locoもび」車載機2台を導入し、環境センサーとして放射線測定器を使用した場合
・サービス料(月額)28,000円(税別)~
沖電気 ニュースリリース