契約済みはユニバーサルだけ
Googleが、16日にロサンゼルスで開催の報道陣向けイベントで、音楽ダウンロードサービスとソーシャルネットワーク機能を発表するのではないか、とcnet Newsが報じた(11日)。記事によれば、
Googleはすでに
ユニバーサル・ミュージック・グループとライセンス契約を交わしている。しかし、
ソニー・ミュージックエンタテインメントと
ワーナー・ミュージック・グループとは契約ができていない。また、
EMIの参加も不明だ。
[photo by
feliperivera]
レーベルvsGoogle、歩み寄りなるか
Googleと
ソニーなどのレーベルとの交渉は順調ではない、と記事は伝えている。しかし、レーベルとしては、
iTunesに対抗できる存在を渇望しており、
Googleは技術的ノウハウ・資金・ネット上での存在感などの点から、それにふさわしいとの認識はある。一方で、
Googleも
Androidを通じて、ユーザーに最高の音楽・映画オンラインサービスを提供したいと考えている。
大手レーベルの
ソニーや
ワーナーとの契約がうまく行かなければ、
Googleのミュージック・サービスの魅力も半減してしまいそうだが、どうなるか。行方が注目される。

cnet News
Google Music launching without Sony and Warner