スマホを利用したさまざまなサービスも
トヨタ自動車は、15日、
第42回東京モーターショー2011(12/3〜11)において、
日本自動車工業会の展示エリア「
スマートモビリティシティ2011」に出展することを発表した。展示ブースでは、「
クルマと社会がつながる近未来」をテーマに、
・多様化するモビリティと次世代充電パーク
・家とクルマのエネルギーマネージメント
・次世代ITS(インフラ協調、安全装備、自動運転)
などを紹介するという。また、
マイクロソフト社の“ジェスチャー”によるゲーム・コントロール・システム
Kinect(キネクト)を使った、
ゲーム感覚で近未来社会を体験するコーナー
も設置されるという。
自動運転車両への同乗も
ブースで紹介される内容をピックアップして紹介しよう。
「
つながるバイク」は、
ヤマハ発動機と共同開発の次世代モビリティ・コンセプトで、
スマートフォンや
Wi-Fi通信を活用し、充電スタンドの情報やシェアリングサービス情報の配信、車両情報のアップロードなど、“
つながる”サービスが提供される。
「
H2V Manager(エイチツーブイ・マネージャー)」は、
プラグインハイブリッド車(
PHV※)や
電気自動車(
EV)の家庭での充電を安全・効率的に行えるツール。
スマートフォンや
PCから、「
H2V Manager」を介し、充電開始時間の設定などができるほか、家庭内の総電力消費量のチェックも可能、またブレーカー落ちを防ぐこともできる。
「
次世代ITS(
インフラ協調、
安全装備、
自動運転)」のひとつ“
インフラ協調”は、
クルマと道路、クルマとクルマが通信でつながることで安全運転・エコ運転を支援する
システム。
自動運転では、
車両の呼び出し、障害物回避走行、自動駐車
が可能。
東京モーターショー2011では、プリウス・ベースの自動運転車両「A.V.O.S」の体験試乗もできる(後部座席に同乗)。詳細は
トヨタのモーターショーサイトまたは
東京モーターショー公式サイトなどをご参照を(下部にリンク)。
※PHV(プラグインハイブリッド車):近距離は電気自動車として、中・長距離はハイブリッドカーとして走行可能な、電気・ハイブリッド両者の特徴を兼ね備えた車。

TOYOTA ニュースリリース
トヨタ自動車、東京モーターショーの展示エリア「スマートモビリティシティ2011」にトヨタブースを出展TOYOTA・第42回東京モーターショー2011東京モーターショー2011(一般公開:12/3〜11)