Xi対応初スマートフォンを発売開始
NTTドコモは24日、次世代通信サービスとして同社が提供する「Xi」に対応した初のスマートフォン「GALAXY S II LTE SC-03D」を発売した。同日、この発売を記念し、東京・秋葉原のヨドバシカメラマルチメディアAkibaでは、特別イベントが開催された。
イベントにはヨドバシカメラの藤沢昭和社長、NTTドコモの山田隆持社長、CMでイメージキャラクターを務める堀北真希らが登場。Xi対応スマートフォンの魅力をアピールした。
ドコモの山田社長は、Xi搭載のスマートフォンをドコモのフラッグシップモデルと考えており、今回、その第一弾として発売開始する「GALAXY S II LTE SC-03D」は、iPhoneにも対抗可能な最高峰の機能をもつスマートフォンと考えていることを語ったそうだ。
速度が魅力、マルチメディア機能も充実
次世代通信サービス「Xi」に対応したことで、同機種は光回線並みの高速通信でブロードバンドが楽しめる。受信時最大37.5Mbps、送信時最大12.5Mbps、一部屋内施設では受信時最大75Mbps、送信時最大24Mbpsの高速データ通信が可能という。Flashや画像の多いサイト、およびYouTubeなどの動画もこれまで以上に快適に利用でき、サクサク情報が飛んでくる感覚を味わえるだろう。Xiスマートフォンの24時間定額通話サービスで、通話もお得だ。
GALAXY S II LTE SC-03Dは、約4.5インチディスプレイと1.5GHzデュアルコアCPUを搭載。Wi-Fiテザリング機能も搭載しており、無線LANルーターとしても利用可能な仕様となっている。また、フルHD録画に対応した810万画素のオートフォーカスカメラ搭載で動画機能も強化、アプリやSNS、マルチメディア機能全般の充実が図られている。
Xi対応スマートフォンとしては、この発売に続き「ARROWS X LTE F-05D」「MEDIAS LTE N-04D」「Optimus LTE L-01D」と順次発売が開始される予定となっている。年末商戦に向け、スマートフォン市場はますます過熱の様相を帯びる。
NTTドコモ GALAXY S II LTE SC-03D